S3最高35位最終768位カバドリ&三すくみサイクル
はじめまして、Iaaiと申します。
自分は第8世代から本格的にポケモン対戦を初め、今シーズンで初めて最終3桁を達成しました。ポケモンの型自体はテンプレや他の人の構築記事を参考にさせていただいた部分が殆どですが、自分の思考整理のためにも構築記事を一度書いてみようと思います。
レンタルパーティはよければ是非使用してみて下さい
1.構築経緯
シーズン3序盤ではシーズン1から使用しているカバドリの軸と、スイーパー役のミミッキュ、相性補完枠の水ロトムに加え、サザンガルドのサイクル軸も同時採用していました。ただサザンガルドではミミッキュやエースバーンなど両者に対して打点のあるポケモンが案外多く厳しく感じて、まずパーティで重めだったギャラドス対策として、ギルガルドに変えナットレイを採用しました。その後一定以上の素早さを持ち、タイマン性能の高いエースバーンをサザンドラに変えて採用しました。この変更によってナットレイ、水ロトム、エースバーンの御三家でも用いられる三すくみのサイクルが完成しました。最終的にシーズン2最終9位のアーモンドさんの構築に近い形となり、よく参考にさせて頂きました。
参照:異物混入ミトムナット【S2シングル/使用構築②】最終9位
http://almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.com/entry/2020/02/01/092907
2.個体ごとの考察
・カバルドン@オボンのみ
特性:すなおこし 性格:わんぱく
実数値:212(228)-132-172(148+)-×-109(132)-56(S個体値9で無振り)
備考:防御方面の調整の参考(https://kuninipoke.hatenablog.jp/entry/2020/02/01/165314)
防御力の水準(抜粋)
◇HB-A211ガラルヒヒダルマの氷柱落とし確定耐え
◇HD-C177拘り眼鏡サザンドラの流星群確定耐え
S:最遅ヌル抜かれ
テンプレ通りの起点作成型カバルドン。自分は主に以下の3つの場合にカバルドンを選出していました。
・相手のPTへのドリュウズの刺さりが良いときのドリュウズのサポート役
・相手のPTにヒートロトムなどがいて、サイクルを回す上でステロが重要となりそうな場合
・パッチラゴン等の電気の一貫を切りたい場合
このポケモンの役割自体は結構シンプルかと思うのですが、一つ一つの択を間違えると大して仕事出来ず倒されることもあり、まだまだ完璧に運用できていないと感じることが多いポケモンでした。
・ドリュウズ@命の珠
特性:すなかき 性格:ようき
実数値:185-187(252)-80-×-86(4)-154(252+)
備考:A+2珠ダイアース(スチル)+ステロダメで
輝石サニーゴ:81.2%の乱数1発
ナットレイ:確定1発
ブラッキー:確定1発
カバルドン:68.7%の乱数1発(現環境のカバルドンはDに降っていることが多い)
(ダメージ対象はHB極振りを想定)
砂下で最強のダイマックスポケモン。剣舞を積めた時の破壊力は素晴らしく、ステロダメも併せて受け出しにくる多くの物理受けを一撃で倒していました。8世代当初は砂かき襷ドリュウズを使っていた自分としては、非珠では想像出来なかった火力が出て、使っていて楽しいポケモンでした。一方で耐久面の脆さからサイクルの駒としては使いにくく、珠ダメージも気になることからダイマックスを切れないと弱いポケモンでもありました。
・ミミッキュ@呪いのお札
特性:ばけのかわ 性格:ようき
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
テンプレ型のアタッカーミミッキュ。正直ずっとPTで変えたい枠ではありましたが、ローブシンやネギナガイト、ジャラランガなどミミッキュでしか見れないポケモンが一定数いたこともあって最後まで採用していました。こちらのPTに対しローブシンやネギナガイトは初手に来ることが多いので、それに合わせて自分もミミッキュを初手に合わせてました。それ以外の場合ではスイーパーとして後ろに置くことが専らでした。ダイマックス時のダイウォールか、攻撃かの判断が難しく感じました。
・エースバーン@突撃チョッキ
特性:もうか 性格:ようき
実数値:157(12)-167(246)-98(20)-×-102(52)-180(178+)
技構成:かえんボール 飛び膝蹴り 不意打ち 蜻蛉返り
備考:型の参考(https://a45188091.hatenadiary.com/entry/2020/02/01/220330)
HD:臆病サザンドラのりゅうせいぐん→C-2流星群確定耐え
HD:臆病珠キッスのダイジェット確定3発(2発目でもうか発動)
HB:意地珠ミミッキュのシャドークロー→かげうち確定耐え
S:最速アイアント抜き
本構築最強のポケモン。採用当初はスカーフや襷で使用していましたが、突撃チョッキを持たせることで特殊ポケモンとの撃ち合いに滅法強くなり、サイクルの駒としての性能も格段に増しました。ダイマックスを切ればダイマックスしたトゲキッスにも渡り合うことができ、裏にトゲキッス+ナットレイ等のドリュウズ受けが用意されている構築に対しては、エースバーンを通していくことを意識していました。夢特性リベロが解禁されるとタイプ一致でダイジェットが撃てるようになるはずなので、今後も注目していきたいポケモンです。
・水ロトム@拘り眼鏡
特性:ふゆう 性格:ずぶとい
実数値:157(252)-×-151(84+)-147(172)-127-106
備考:性格真面目から変更→混乱実で混乱しない
HB:意地A+1珠ギャラのダイソウゲンをダイマックスで確定耐え(88.4%〜99.3%)
HB:陽気ハチマキGヒヒダルマの馬鹿力確定耐え(82.8%〜97.4%)
PT唯一の特殊枠。そのこともあり水ロトムでしか見れないポケモンも多く、選出率は結構高かったです。耐久調整はギャラドスを強く意識して行いましたが、実際にはこの方法でギャラドスを切り返したことは少なかったです。しかしダルマ入りに対する安定した初手となったので、悪い耐久調整では無かったかと思います。火力を拘り眼鏡に頼ってる部分が大きいため、ダイマックス時は火力不足が目立ちました。
ナットレイ@残飯
特性:てつのトゲ 性格:のんき
実数値:181(252)-114-201(252+)-×-137(4)-22(最遅)
技構成:ジャイロボール タネマシンガン 宿り木の種 守る
ギャラドスのイージーウィン展開を阻止するために採用されたポケモン。宿り木さえきちんと入れられれば、ギャラドスを高確率で止めることができました(一度だけ特殊ギャラに焼かれました)。炎技の飛び交う環境ではあるものの有利なポケモンには滅法強く、ジャイロボールや宿り木で交換先に負荷をかけられる点も優秀でした。ミミノラゴンの並びに対しても強かったです。本当はボディプレスを入れたかったのですが、水タイプへの役割遂行のために草技を入れ、命中安定と水ロトムなどのみがわり展開に強く出れるのでタネマシンガンを採用していました。
3.基本選出
ドリュウズを通していきやすそうなPTに対しては
の選出、そうでなければサイクル志向の選出をしていました。また受け回しに対しては
水ロトム(初手)+ドリュウズ(ドヒドイデやフェアリー対策)+ナットレイ(ヌオートドン対策)
といった選出をしていたことが多かったです。
水ロトムが有利対面の時は積極的にトリックを仕掛けていました。
ミミノラゴン構築相手には
といった選出をしていました。初手にくる相手のダイマックス枠がどのポケモンであってもダイマックスを切ることで広くあらがえるポケモンを初手に選出し、初手(+ミミッキュ)で相手のダイマックスポケモンを倒し、その後トリルミミッキュ相手にナットレイを合わせることで有利に立ち回ることが出来ました。
4.雑感
今シーズンは初めて瞬間2桁・最終3桁を達成することができ嬉しかったです。その反面最終日は基本500位以内をキープしていたにもかかわらず、結局そこからふるい落とされてしまい悔しかったです。次のシーズンは更に上を目指して頑張ります。
瞬間最高順位達成時(2月26日)の画像
最終戦終了時の勝敗
最終順位